こどもの予防歯科・治療Child Dentistry01

むし歯と子どもの成長

成長発育の途中にある子どもにとって、丈夫で健康な歯でおいしく食事をするという行為は、大人と比べてとても重要です。

むし歯が右側奥歯にできると、食べ物がはさまってしまったりして痛むため、本能的にむし歯と反対側の左側ばかりで食事をするようになります。
これが小さな子どもで習慣づいてくると、数年後には筋肉、顔面組織の非対称成長から来る、顔の真ん中の線のずれ、顔の輪郭の変形、さらにこれが全身面へ波及し、背骨の歪みまで影響することがあります。

お子様の健やかな成長のために、早めのむし歯予防・治療をお勧めします。

子どものむし歯の原因とは?

  • 歯磨きが
    うまくできない
  • 乳歯のエナメル質や
    象牙質の薄さ
  • 食べカスが
    溜まりやすい

お子様は「歯磨きが上手くできない」子が多く、ご家庭でのケアはとても重要です。歯磨きは、ただ歯ブラシで歯をこすればいいというものではありません。きちんと歯垢(プラーク)を落とすためには適切な磨き方、つまり技術が必要です。子どもの場合、その技術を身につけていないため、口内の清掃が不充分になってしまうのです。

また、お子様の歯は「乳歯は永久歯に比べてエナメル質も象牙質も薄い」という点が挙げられます。永久歯の半分ほどの厚みしかない乳歯のエナメル質や象牙質は、あっという間にむし歯菌に浸食され、神経まで達してしまうのです。
そして、「乳歯は食べカスが溜まりやすい」という点も虫歯菌を繁殖し、酸を出しやすい環境を作ってしまうのです。

ドッグスベストで歯をできるだけ削らない治療を

ドックスベスト(Doc'sBest)は、血液中に含まれる銅イオンを主成分とした様々なミネラル成分で殺菌する、安全で人体に優しい治療法です。

通常むし歯になってしまった場合には、むし歯の箇所を完全に除去する事が基本ですが、ドックスベストを使用する事で、むし歯菌に感染した歯質を全て削除する事無く、むし歯菌を殺菌する事ができますので、最小限の歯の削除で済み痛みもない他、むし歯が進行している場合でも、歯の神経の保護できる確率が高くなりました。

ドックスベストの特徴

  • むし歯の箇所を全て削らず一部分だけの削除で治療が可能
  • 神経の近くまでむし歯が進行してしまった場合の治療
  • 通常のむし歯治療に比べ治療時間を短縮できる
  • 歯をあまり削らず、痛みも無いので歯科治療が苦手な方にも安心

Preventive Dentistry子どもの予防歯科

適切な歯磨きを指導します

お子様のお口の中を見ながら、お口にあった歯ブラシの選び方、歯磨きのタイミング、ブラッシング指導を丁寧に行います。保護者の方の仕上げ磨きもとても重要なので、一緒にトレーニングしていきましょう。

むし歯に強い歯をつくる「フッ素塗布」

フッ素は少量ながらも必ず摂取しなければならない微量栄養素で、海草類や魚類、お茶などに含まれています。歯科では再石灰化を促進しむし歯に強い歯質をつくる性質を持っていることから、むし歯の予防処置に用いられています。当院では、歯科医師・歯科衛生士が高濃度のフッ素を直接歯に塗るフッ素塗布をおこなっております。乳歯や軟らかい生えたての歯は酸に弱いため、子どもさんのむし歯予防に有効な処置です。1回のフッ素塗布では充分な効果が得られないため、3~6ヵ月毎の定期検診時にフッ素塗布をおこなってむし歯の予防効果を高めます。

食べカスの溜まりを軽減する「シーラント」

奥歯の噛む面には溝があり、むし歯が出来やすいところです。ここにシールをしてむし歯を予防する方法があります。これがシーラントです。シーラントは歯を削ることがないので痛みはありません。ただし、このシールが剥がれることもありますので、定期的に検診をする必要があります。シーラントを行ったからといって、必ずしもむし歯が出来なくなるというものではありません。

お口ぽかんを改善し、口呼吸から鼻呼吸へと導く「あいうべ体操」

口呼吸から鼻呼吸に改善

口呼吸には「免疫力の低下」「歯並びが悪くなる」「むし歯や歯周病の進行」「いびきをかく」など様々な弊害があります。
あいうべ体操は、継続する事により自然に鼻呼吸ができるようになります。 あいうべ体操で口呼吸とその症状を改善しましょう。

口を大きく
「あ~い~う~べ~」と動かします。

できるだけ大げさに。声は少しでOK!
1セット4秒後のゆっくりとした動作で!
一日30セット(3分間)を目標にスタート!
あごに痛みのある場合は「い~う~」でもOK!

お風呂で、トイレで、通勤途中に、親子で、いつでもどこでも思い出したらやってください。

あいうべ体操の効果

  • アレルギー性疾患(アトピー、喘息、花粉症、鼻炎)
  • 膠原病(関節リウマチ、エリテマトーデス、筋炎、シェーグレン)
  • うつ病、うつ状態、パニック障害、全身倦怠
  • 腸疾患(胃炎、大腸炎、便秘、痔)
  • 歯科口腔(ぺリオ、ドライマウス、顎関節症、虫歯、歯列矯正)
  • その他(イビキ、尋常性乾癬、高血圧、腎臓病、風邪など)

※参考:「口を閉じれば病気にならない」 今井一彰(内科医)著